てんかんの発作と自律神経に付いて

てんかんとは、脳細胞のネットワークに起きる異常な神経活動のためてんかん発作を来す神経疾患あるいは症状のことをいいます。紀元前から知られている疾患のひとつで、老若男女関係なく発症する可能性があります。てんかんの発作は、全身または一部の筋肉が不随意かつ発作的な収縮を示す痙攣、10~30秒ほどぼーっとした状態になるもの、部分発作と呼ばれる脳の一部のみが異常興奮した状態になりそれに合わせて体の一部のみに運動や感覚異常が見られるものなどがあります。
脳に関する疾患のため、発作によって自律神経系のものも現れる場合があります。吐き気や頭痛、吐き気や下痢などの症状がでてしまうことも考えられるのです。そのため、この症状と自律神経失調症を間違えて診断されるケースも考えられます。このようにてんかんと自律神経失調症とが見分けがつかない場合には、主治医にてんかんの専門医にセカンドオピニオンを行ってもらうことなどが有効です。
このようなてんかんを治療するためには、薬物治療によって治療するのが一般的です。一種類の薬から始め、十分量までに使用しながら薬が発作を抑制する効果があるかどうかを確かめていきます。十分に抑制されない場合には、ほかの薬に変更を試してみたり、2類以上の併用を行うなどをしていきます。
薬以外の治療方法としては、神経内科や脳外科に相談して行います。ペースメーカーによって神経を刺激して症状を抑える迷走神経刺激療法、発作を引き起こしている脳の部分を脳外科的に切除する焦点切除手術などが行われるのです。
発作の引き金として、寝不足や過労、飲酒や薬の飲み忘れなどが上げられます。きちんとした服薬や規則正しい生活を送ることが大切です。

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