ここ数年、住宅ローン金利は低く変動金利のままにする人が増えました。昭和初期の時代は家を購入した価格の倍近くが金利にとられてしまうような設定でした。その時代と比較すると、家を建てるハードルが下がったと言えます。しかしロシアとウクライナの長引く戦争により戸建てを作るための建築資材や部品の輸入が遅れ、価格も高騰しています。
したがって日本で家を建てる費用も必然的に高値になっています。家を建てるにはまずは土地探しからはじまりますが土地を親から受け継いだ場合などで土地ありであれば、建物だけの費用となりますので費用を抑える事ができます。土地ありの場合建物の材質は鉄筋にするか檜などの木材にするか、災害に備えて防火素材にするか・駐車場スペースはどれくらい確保するか・庭の広さや玄関までのアプローチはどれくらいにするかによって値幅は大きくなります。建物自体を小さくするなら1000万円くらいから、建物にこだわりある程度の広さを確保するのであれば5000万円くらいはかかります。
まずは住宅展示場で10棟から15棟ほど展示のあるハウスメーカーを見学する事をおすすめします。一口にハウスメーカーと言っても特徴や特色は様々で、ゴージャスでラグジュアリーな家からシンプルでモダンな家、オール電化にこだわり有事の際には自家発電できる装置を完備していたり・シェルターつきの家もあります。この中から自分好みのメーカーを決めて、営業マンに土地ありである事を伝え相談すると良い。