注文住宅の土地購入と費用経費について

注文住宅を建てるときに土地には、更地・古屋付・建築条件付きの3種類がありますが、それぞれの違いを理解することで購入した後に必要な諸経費などを把握することができるようになります。古屋付土地は、注文住宅の中でも古屋を取り壊さなければならないので、費用が多く掛かるイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。解体費用は、主に解体する建物の構造および広さで決まるのですが、木造住宅は1坪あたり3万円~5万円、鉄骨造は1坪あたり4万円~6万円、鉄筋コンクリート造および鉄骨鉄筋コンクリート造は1坪あたり6万円~8万円が目安です。ただし、旗竿地などのように奥まった場所に建物があると人力作業が必要になることもあるので、費用がかさむこともあります。

更地の場合もそのまま家を建てることはできない、特に暫く家が建築されていないような場所は給水管・下水道管・都市ガス管などのライフラインを引き込むための工事が必要になったり、敷地境界が明確ではないなどの理由から測量が必要になることもあります。さらに、地盤が軟弱の場合には地盤改良工事や擁壁工事が必要になることもあるなど、これらの費用は注文住宅で家を建てる人が負担することになります。なお、建築条件付き土地の場合は、建築会社が既に決まっているけれども土地の造成そのものが完了しているため、造成に係わる工事が一切必要ないことや工事がないので即家を建築できる状態になっているなどの特徴があります。

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