注文住宅を建てる土地の中でも、人気を集めているのが東南角地です。角地は方角に関係なく2つの道路が敷地に隣接していることからも、圧迫感をかんじることがないなどからも人気がありますが、東南角の場合は2面道路に加えて日当たりが良いことからも日中家にいることが多い人などによって魅力的な土地物件といえます。従来の日本の家は気密性や断熱性など重視が行われていなかったので冬時期の寒さを和らげるためには日当たりの確保が欠かせない存在だった、しかし現代の注文住宅は吹き抜けを作ったり気密性および断熱性にこだわった家づくりができるようになっている、これらをこだわり性能を追求することで土地に左右されることなく快適な生活環境を確保できるようになります。東南角地は日当たりが良いメリットがあるけれども、最近は地球温暖化の影響で夏場の暑さが尋常でない状態で、近年の東京の8月度の平均気温は約40年前の沖縄県の8月とほぼ同等の平均気温とされます。
これは、日当たりが良い東南角地は夏場の対策をしっかり行わないと非常に暑くなってしまうなどのデメリットもあるわけです。2面道路は解放感があるので魅力に感じる人も多いけれども、人通りが多い道路沿いに注文住宅の家を建築すると通りを歩いている人々の視線が気になるなどからも、日中もカーテンを閉めたままにしているなど日当たりが良い効果を十分に発揮できなくなります。注文住宅は工夫次第で日当たりの確保ができるので、土地にお金を掛けるよりも住宅性能を充実させるなど建物にお金を掛ける人が多くなっているようです。